「マテ貝って聞いたことあるけど、どうやって獲るの?」「潮干狩りに行ったけど、穴に塩を入れても全然出てこなかった…」そんな悔しい経験をしたことはありませんか?
マテ貝は、知っている人には「潮干狩りの隠れたスター」として人気ですが、初心者には意外とハードルが高いんですよね。アサリとは獲り方がまったく違うので、なんとなくやってみてもうまくいかないことが多いのです。「穴を見つけたのに塩を入れてみたら出てこなかった」「そもそも穴の見分け方がわからない」というお悩み、実はとてもよく聞きます。
でも大丈夫です。ポイントさえ押さえれば、初心者でも100匹以上獲れることがあるほど、マテ貝はコツをつかめば面白いようにとれるのです。この記事では、マテ貝の穴の見分け方から、道具の選び方、塩を使った獲り方の手順まで、初心者のママでもわかるように丁寧に解説します。
読み終わる頃には「早く試してみたい!」とワクワクしているはずですよ。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

最初に揃えると失敗しにくい定番アイテム
マテ貝獲りは「塩を穴にピンポイントで入れる」だけで成功率が変わります。細口の調味料ボトルがあると狙い撃ちしやすく、手も汚れにくいです。塩は粒が細かい食塩が扱いやすく、初心者ほど準備しておくと安心です。
マテ貝ってどんな貝?獲る前に知っておきたい基礎知識
実際に獲りに行く前に、まずマテ貝がどんな貝なのかを知っておきましょう。特徴を理解しておくと、現地でも迷わず行動できますよ。
マテ貝の見た目と生態
マテ貝は、細長い筒のような形をした貝です。大きさは10〜15センチほどで、茶色っぽい薄い殻が特徴的。パッと見ると「これが貝?」と思うくらい、一般的な貝のイメージとは違います。竹のふしを切ったような形、と言えばイメージしやすいでしょうか。
砂の中に縦に潜って生活していて、ふだんは砂の表面から少し深いところに隠れています。満潮時は深く潜り、干潮になると砂の表面近くに上がってくる習性があります。この性質が、潮干狩りで獲りやすい時間帯に直結しているので、後ほど詳しくお伝えします。
マテ貝の味と食べ方
マテ貝の味は、アサリに比べてうま味が強く、食べごたえがあります。バター醤油で炒めると絶品で、酒蒸しにしても上品な味わいが楽しめます。イタリアンのペスカトーレやパスタに入れても美味しく、一度食べると「また獲りたい!」とリピーターになる人が続出するほどです。
子どもも食べやすい味なので、潮干狩りで獲ったマテ貝をそのまま夕食に使えるのも嬉しいポイントです。
獲った後の調理がラクになるおすすめ調理アイテム
マテ貝はバター醤油や酒蒸しが定番ですが、フライパンや鍋の性能で仕上がりが変わります。焦げつきにくいフライパンなら手早く炒められ、深型の鍋があると酒蒸しも吹きこぼれにくく後片付けがラクです。
マテ貝の穴の見分け方!これを知るだけで獲れる数が変わる
マテ貝獲りで最初にして最大のポイントは、「穴の見分け方」です。穴を見つけられるかどうかで、獲れる数がまったく変わってきます。コツをしっかり押さえておきましょう。
穴の特徴と、探しやすい場所・時間帯をあわせて知っておくと、現地での行動がスムーズになります。
マテ貝の穴の形と大きさ
マテ貝の穴は、砂の表面に開いた小さな穴です。直径は5〜10ミリほどで、鉛筆を刺したような丸い穴が特徴です。よく見ると、穴の周りの砂が少し盛り上がっていたり、湿っていたりすることがあります。
「穴はわかるけど、他の生き物の穴との違いがわからない」という方も多いですよね。見分け方のポイントはこの3つです。
まず、穴の形が比較的きれいな円形であること。次に、穴が縦に深く続いていること。そして、複数の穴が一定の範囲内に集まっていることが多いこと。カニの穴は不規則に広がっていることが多く、マテ貝の穴はすっきりした円形なので、慣れると区別できるようになります。
砂をひとかき削ると穴が見えやすくなる
干潮で砂が乾いてくると、穴が乾いた砂で塞がれて見えにくくなることがあります。そんなときは、スコップで砂の表面を薄く1〜2センチほど削ってみましょう。するとまだ湿っている層が現れ、穴がくっきりと見えやすくなります。
「全然穴が見つからない」と感じるときは、まず砂を少し削ってみるのが有効です。
穴探しが一気にラクになる便利グッズ
穴が見えにくい日は、砂を薄く削る作業が増えて手が疲れがちです。軽量の園芸スコップや、砂をならしやすい小型熊手があると効率が上がります。子ども用サイズもあるので、親子で役割分担もしやすいです。
マテ貝が多い場所と時間帯の見つけ方
穴の形だけでなく、「どこを探せばいいか」も重要なポイントです。闇雲に歩き回っても効率が悪いので、マテ貝が多い場所の傾向を知っておきましょう。
砂が平らで締まっている場所を選ぶ
マテ貝は、砂がやわらかすぎる場所よりも、ある程度締まった平らな砂地を好みます。砂浜の中でも、波打ち際より少し内側、干潮時に露出する砂地のフラットなエリアを探すと見つかりやすいです。
石がゴロゴロしている場所や、砂が凸凹している場所は可能性が低め。「平らでしっかりした砂地」というイメージを持っておくといいですよ。
干潮の前後1〜2時間が狙い目
マテ貝獲りは、干潮時間の前後1〜2時間が最も狙い目です。この時間帯は砂が露出していて、かつマテ貝が砂の浅い位置にいるため、穴も見つけやすく、塩を入れたときの反応も早くなります。
潮干狩りに行く日の干潮時刻は、事前にスマートフォンの潮見表アプリで確認しておきましょう。「今日の干潮は何時?」を知っているだけで、収穫量がぐっと変わりますよ。
現地で快適に動ける足元・日差し対策
干潮前後は砂地を長く歩くので、サンダルよりマリンシューズが安心です。貝殻や小石で足を切りにくく、濡れても滑りにくいので子ども連れにも向きます。春〜夏は帽子とUV対策もあると集中力が続きます。
マテ貝を100匹獲るための手順とコツ
穴の見分け方がわかったら、次はいよいよ実際に獲る手順です。塩を使ったユニークな獲り方は、子どもも大喜びしますよ。
獲り方の流れ・使う道具・よくある失敗ポイントをまとめてお伝えします。
獲り方の基本ステップ
マテ貝の獲り方は、アサリのように砂を掘るのではなく、「穴に塩を入れて飛び出してくるのを捕まえる」という方法です。これが初めて見ると衝撃的で、子どもたちもキャーキャー言って大興奮します。
ステップ1:穴を見つける
まず、砂の表面を歩きながら穴を探します。前の章でお伝えした「丸くて小さな穴」を目印に、集中して砂を観察しましょう。最初は見つけにくいですが、一つ見つかると目が慣れてきて、次々と穴が見えるようになってきます。
穴を見つけたら、その場所を足で踏まないように気をつけて、周囲にも穴がないかチェックしてみましょう。マテ貝はまとまって生息していることが多いので、1つ見つけたらその近くにも複数いる可能性があります。
ステップ2:穴に塩を流し込む
穴を見つけたら、塩を少量、穴の中に直接流し込みます。このとき、穴の中心に向けてピンポイントで入れるのがポイントです。広い範囲にまき散らすのではなく、穴の口にそっと注ぐイメージで。
塩の量は、小さじ1/2〜1杯程度で十分です。入れすぎると逆効果になることもあるので、少量をピンポイントで入れることを意識しましょう。
ステップ3:出てきたらすぐつかむ!
塩を入れると、数秒〜10秒ほどでマテ貝がニョキッと飛び出してきます。このとき、ためらわずにすばやくつかむのが重要です。マテ貝は出てきてもすぐにまた砂の中に戻ろうとするので、モタモタしているともぐってしまいます。
「出てきた!」と思ったら、貝の胴体部分をしっかりつかんで、まっすぐ上に引き抜きましょう。斜めに引っ張ると殻が割れることがあるので、なるべく垂直に引き上げるのがコツです。
取り逃がしを減らす“手元の装備”
マテ貝は出てきた瞬間が勝負なので、手が滑ると取り逃がしやすいです。薄手の耐水グローブがあるとつかみやすく、手荒れやケガ予防にもなります。獲った貝は網付きバケツに入れると砂が落ちやすく後がラクです。
100匹獲るための効率アップのコツ
基本の流れがわかったところで、さらに数を伸ばすための工夫をご紹介します。ちょっとした工夫で獲れる数が大きく変わりますよ。
塩はペットボトルに入れて持ち歩く
塩の持ち歩き方も、効率に影響します。袋のままだと穴に入れにくいので、細い注ぎ口のついたペットボトルや、100円ショップで売っている調味料ボトルに移し替えておくのがおすすめです。
片手で持って、穴にスッと入れられる容器にしておくと、スピードが上がります。両手がふさがらないので、マテ貝が出てきたときにすぐ対応できますよ。
見つけた穴に目印をつけながら進む
穴を1つ見つけても、そこだけで立ち止まらずに、まず周囲の穴をすべて把握してから順番に塩を入れていく方法が効率的です。「この一帯に穴がいくつあるか」を先に確認してから、端から順番に攻めていくイメージです。
一度に複数の穴に塩を入れると、出てきたマテ貝を同時に追いかけなければならず、取り逃がすことがあります。1つずつ確実に仕留める方が、結果的に数が増えることが多いですよ。
一度逃したポイントは15分後に再挑戦
「出てきたのに逃してしまった!」という場合も、その穴を諦める必要はありません。砂の中に戻ったマテ貝は、15〜20分ほど時間をおくと、また砂の浅いところまで戻ってくることがあります。場所を覚えておいて、しばらく時間をおいてから再チャレンジしてみましょう。
目印付けに便利な小物
穴の場所を覚えておくのが苦手な方は、目印を置くと再挑戦がスムーズです。小さな園芸用フラッグやカラフルな洗濯ばさみを使うと、風で飛びにくく見失いにくいです。子どもに「目印係」を任せるのも楽しいですよ。
マテ貝獲りに必要な道具リスト
「特別な道具が必要なの?」と心配している方もいると思いますが、マテ貝獲りはシンプルな道具で始められます。初心者でも揃えやすいものばかりなので安心してください。
必須の道具
まず絶対に必要なのは、塩です。量は多めに持っていくと安心で、300〜500グラムを目安に準備しましょう。スーパーで売っている食塩で問題ありません。前述のとおり、使いやすい容器に移し替えておくとベターです。
次に、バケツ。獲ったマテ貝を入れておく容器として必須です。砂抜きもバケツで行うので、容量は5リットル以上あると余裕が出ます。
そして、スコップ。砂の表面を薄く削るときに使います。大きなものより、小さめのスコップ1本で十分です。
あると便利なアイテム
スコップで砂を削るときに膝をつくことが多いので、防水性のある膝当てや、サンダルではなくマリンシューズを履いていくと快適です。砂の上を長時間歩き回るので、足への負担を減らす意味でも靴選びは大切です。
網つきのバケツや、メッシュの袋があると砂と貝を分けやすくて便利です。獲った後の砂抜きもスムーズになりますよ。
日差しが強い時期は、帽子・日焼け止め・飲み物も忘れずに。マテ貝は夢中になって探していると時間があっという間に過ぎるので、水分補給はこまめに行いましょう。
子ども連れにあると助かる持ち物
小さなお子さんがいると、着替えやタオルの出番が多いです。防水の大容量トートやドライバッグがあると濡れ物をまとめやすく、車内も汚れにくくなります。砂が入りやすいので、帰り用に大判タオルも一枚あると安心です。
持ち帰ったマテ貝の砂抜きと保存方法
せっかく獲ったマテ貝も、正しく砂抜きをしないと食べるときにジャリジャリしてしまいます。帰宅後の処理もあわせて覚えておきましょう。
砂抜きの正しいやり方
マテ貝の砂抜きは、海水と同じ濃度(約3%)の塩水を作り、そこに貝を浸けて1〜2時間ほど置くだけです。500mlの水に対して、塩を大さじ1杯弱(約15g)入れると3%前後の塩水になります。
バケツやボウルに塩水を作り、マテ貝を並べて浸けます。このとき、新聞紙などで上を暗くしてあげると、貝が安心して砂を吐き出しやすくなります。直射日光の当たらない涼しい場所に置いておくと、よりうまくいきますよ。
砂抜きが安定するキッチン道具
塩分濃度を毎回きちんと作るなら、デジタルスケールがあると失敗しにくいです。さらに大きめのボウルや角型の保存容器があると、貝を重ねずに並べやすく砂抜きが均一になります。新聞紙の代わりにキッチンペーパーでもOKです。
保存と調理のポイント
砂抜きしたマテ貝は、その日のうちに食べるのがおすすめです。どうしても翌日になる場合は、貝を水気を拭き取ってからビニール袋に入れ、冷蔵庫で保存しましょう。2〜3日が目安です。
まとめて獲りすぎた場合は、砂抜き後に殻のまま冷凍保存することもできます。冷凍する場合は、砂抜きと汚れを落とした後によく水気をとり、ジップ袋に入れてなるべく空気を抜いて冷凍庫へ。1か月を目安に使い切るようにしましょう。
冷凍保存を失敗しにくくするアイテム
冷凍するなら、厚手のフリーザーバッグがあると霜がつきにくく風味が落ちにくいです。空気を抜くのが苦手な方は、簡易の真空保存袋を使うとさらに安心です。日付を書けるラベルシールもあると使い忘れを防げます。
まとめ
マテ貝獲りは、コツさえ知っていれば初心者でも十分楽しめます。今回ご紹介した内容を振り返ってみましょう。
まず、マテ貝の穴の見分け方は「小さくて丸い穴」を目印にすること。砂を薄く削って探すと見つかりやすくなります。次に、干潮前後の1〜2時間が狙い目で、平らで締まった砂地を重点的に探しましょう。
獲り方は「穴に少量の塩をピンポイントで入れて、出てきたらすぐつかむ」がキモです。塩は細口の容器に入れておくと効率がよく、1つずつ確実に仕留めていくことで100匹も夢ではありません。
道具は塩・バケツ・スコップがあれば十分で、帰宅後は塩水での砂抜きを忘れずに。
初めての潮干狩りでマテ貝に挑戦するとき、最初の一匹がニョキッと出てきた瞬間は、大人でもびっくりするほど感動します。子どもたちはもう大喜びで、「もっとやりたい!」と目を輝かせてくれますよ。
今年の潮干狩りでは、ぜひマテ貝獲りにもチャレンジしてみてくださいね。きっと忘れられない思い出になるはずです。


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