ふきのとうの天ぷらをもっと美味しく!初心者でも簡単な苦みの取り方

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春になると、スーパーや道の駅にふきのとうが並びはじめますよね。「天ぷらにしたいな」と思いながらも、あの独特の苦みが気になって、なかなか手が出せていませんか?とくに小さな子どもがいると、「どうせ食べてくれないし…」と最初からあきらめてしまいがちです。

でも実は、ちょっとした下処理をするだけで、ふきのとうの苦みはぐっとやわらげることができるんです。水に浸けるだけ、さっとゆでるだけ、揚げ方を少し工夫するだけ。どれも特別な道具や材料は必要ありませんし、料理が得意でないママでも気軽にチャレンジできます。

この記事では、ふきのとうの天ぷらをもっと美味しくするための苦みの取り方を、初心者でもわかりやすく3つご紹介します。さらに、子どもが食べやすくなるアレンジ方法もお伝えするので、「春の味覚を家族みんなで楽しみたい!」というママにきっと役立つはずです。

今年の春は、ふきのとうの天ぷらをあなたの食卓に並べてみましょう。読み終わる頃には「これならできそう!」と前向きな気持ちになってもらえると思いますよ。

そもそもなぜふきのとうはあんなに苦いの?苦みの正体を知っておこう

苦みを取る前に、なぜふきのとうがあれほど苦いのかを知っておくと、対処の方法がスッキリ理解できます。「苦みの正体」がわかると、下処理の意味もよくわかって、調理がぐっとラクになりますよ。

ふきのとうの苦みはあくが原因

ふきのとうの苦みのほとんどは、「あく」と呼ばれる成分によるものです。あくとは、植物が自分の身を守るために作り出す成分のことで、人間にとっては苦みや渋みとして感じられます。

ふきのとうに含まれているのは、フキノトキシンやクロロゲン酸といったポリフェノール類です。これらが独特の苦みや香りを作り出しています。じつはこれらの成分、健康によいはたらきをするものも含まれているといわれているのですが、苦みが強すぎると食べにくいのも事実。うまく取り除いて、美味しいところだけを楽しみましょう。

苦みが強いふきのとうほど新鮮な証拠

「スーパーで見ると、なんか苦そうで…」と感じたことはありませんか?じつは、苦みが強いふきのとうほど、新鮮で元気なサインなんです。

冬の間、ふきのとうは地中でじっと春の訪れを待っています。雪解けとともに芽吹いたばかりのものには、冬の間に蓄えたエネルギーと一緒に、独自の成分がぎゅっと詰まっているんです。だから、春先のふきのとうは苦みが強め。でも、それは美味しい証拠でもあります。正しい方法で苦みを取れば、春らしいほどよい風味を楽しめますよ。

ふきのとうの天ぷらを簡単においしくする!苦みの取り方3選

苦みを取る方法は、大きく分けて3つあります。どれも難しい技術は必要なく、ちょっとしたひと手間でできるものばかりです。自分に合ったやり方を試してみてください。

方法1 水さらしで手軽に苦みをやわらげる

最もシンプルで手軽な方法が「水さらし」です。切ったふきのとうを水に浸けておくだけで、苦みの原因であるあく成分が水に溶け出ていきます。子どもが公園から帰ってくる間に準備しておける、ちょうどよい簡単さです。

まず、ふきのとうの外側にある傷んだ葉を取り除き、根元の固い部分を少し切り落とします。次に半分か4等分に切って、切り口が水に触れやすい状態にしてからボウルに入れ、たっぷりの水に30分から1時間ほど浸けておきます。途中で水を1〜2回替えると、より苦みが取れやすくなりますよ。

天ぷらにする前は、キッチンペーパーでしっかりと水気を拭き取ることを忘れずに。水分が残っていると揚げるときに油がはねて危険ですし、衣がうまくつかなくなります。このひと手間で、苦みがかなりやわらいだふきのとうの天ぷらが楽しめます。

方法2 下ゆででしっかり苦みを取る

水さらしでも苦みが気になる場合は、「下ゆで」がおすすめです。熱を加えることで、苦み成分がより効果的に取り除かれます。とくに子どもが食べる場合は、この方法が安心です。

鍋にたっぷりのお湯を沸かして、塩をひとつまみ入れます。塩を加えると色がきれいに保たれるので、見た目も美しく仕上がります。ふきのとうをそのまま、または半分に切った状態で入れて、1〜2分ほどゆでたらザルに上げて冷水にとります。冷水にとることで色が鮮やかに保たれ、食感もシャキッとしますよ。

ゆで時間が長すぎると、苦みだけでなくふきのとう特有の香りや風味まで飛んでしまいます。さっとゆでるくらいがちょうどよいです。ゆでたあとはしっかりと水気を絞り、キッチンペーパーで拭いてから天ぷらの衣をつけましょう。

方法3 揚げ方を工夫して苦みを感じにくくする

下処理だけでなく、揚げ方を少し工夫することでも苦みの感じ方が変わります。同じふきのとうでも、揚げ方ひとつでずいぶん食べやすくなりますよ。

衣は薄めに仕上げるのがポイント

ふきのとうの天ぷらをよりおいしく仕上げるには、衣を薄めにするのがポイントです。衣が厚いと苦みが閉じ込められやすくなるうえに、ベタつきやすくなります。薄い衣でサッと揚げることで、外はカリッと、中はほろ苦くふんわりとした食感に仕上がります。

衣を作るときは冷水を使うのがコツです。水が冷たいほど衣がサクサクになります。小麦粉と冷水を軽く混ぜる程度にしておき、多少ダマが残るくらいがちょうどよいです。混ぜすぎると衣が重くなってしまうので気をつけましょう。

天ぷら粉を使うと、水と混ぜるだけで失敗しにくい衣が作れるので、初心者のママにも安心です。日清フーズの「日清 天ぷら粉」は、サクサクに仕上がりやすいと定評があり、スーパーでも手軽に買えます。

油の温度は170〜180℃をキープ

揚げ油の温度も大切なポイントです。温度が低すぎると油を吸いすぎてベタベタになり、苦みも出やすくなります。170〜180℃を目安に、衣を少量落として1〜2秒で浮き上がってくるくらいが適温です。揚げ時間は1〜2分を目安にして、サッと揚げましょう。

「温度の確認が難しい…」と感じるなら、揚げ物用の温度計を使うのがおすすめです。タニタの揚げもの・シロップ用温度計は、シンプルで使いやすく、油の温度をパッと確認できて便利ですよ。

あると便利なアイテム

天ぷらをもっと手軽に楽しみたいなら、天ぷら鍋を一つ持っておくのもおすすめです。パール金属の「Ih対応 天ぷら鍋 温度計付き」は、温度計が鍋のふたに内蔵されているタイプで、温度管理を別途しなくてよいのが魅力です。後片付けもしやすく、日常使いしやすい鍋です。

子どもが食べやすくなるひと工夫!アレンジ方法

苦みをしっかり取っても、「なんか苦い!」と言ってしまう子はいますよね。そんなときは、食べ方や盛り付けにひと工夫してみましょう。子どもが春の味覚を楽しんでくれるようになるアレンジをご紹介します。

塩でシンプルに食べさせてみよう

天ぷらのつけ汁「てんつゆ」は風味が強いので、子どもによっては苦みをより感じやすくなることがあります。そんなときは、シンプルに塩だけで食べさせてみてください。

天然の粗塩を少しつけるだけで、ふきのとうの風味がやわらかく感じられます。「なんかしょっぱくて美味しい!」と感じてくれる子もいます。揚げたてをそのまま塩でパクッと食べてもらうのが、子どもには一番受け入れてもらいやすい食べ方のひとつです。まずはシンプルな塩から試してみましょう。

刻んでご飯に混ぜるふきのとうご飯風アレンジ

「どうしても苦みが気になる」という場合は、揚げたふきのとうの天ぷらを細かく刻んで、ご飯に混ぜてしまう方法もあります。ふきのとうご飯風にすると、苦みが全体に分散されて食べやすくなります。

ごま塩や醤油を少し加えると、さらに子どもが食べやすい味になりますよ。「これ、何が入ってるの?」と気づかずに食べてくれることも。春野菜の苦みが苦手な子どもでも、知らないうちに食べられてしまうかもしれません。お弁当のご飯にも応用できる便利なアレンジです。

少量から試すのが成功のコツ

子どもに初めてふきのとうの天ぷらを食べさせるときは、少量からスタートするのがおすすめです。いきなりたくさん食べさせようとすると、「やっぱり苦い!」となって次から敬遠されてしまうことがあります。

ひと口サイズを「ちょっと食べてみて」と差し出すと、案外すんなり食べてくれることがあります。「美味しいね」と一緒に食べることで、子どものハードルもぐっと下がりますよ。春の味覚を一緒に楽しむ食卓の時間が、家族の特別な思い出になるかもしれません。

まとめ

ふきのとうの天ぷらの苦みを取る方法は、「水さらし」「下ゆで」「揚げ方の工夫」の3つが基本です。どれも難しい技術は必要なく、ちょっとしたひと手間でできることばかりです。

水さらしは最もシンプルで手軽な方法で、30分〜1時間水に浸けるだけでかなり苦みがやわらぎます。苦みをしっかり取りたい場合は、塩を加えたお湯で1〜2分の下ゆでが効果的です。揚げるときは薄い衣と170〜180℃の油温を意識すると、サクッとおいしく仕上がります。

子どもが食べるときは、塩でシンプルに食べさせたり、刻んでご飯に混ぜたりするアレンジもぜひ試してみてください。少量から試して、「食べられた!」という成功体験を積み重ねるのが、子どもに春の味覚を好きになってもらう近道です。

ふきのとうが出回るのは、春のほんの短い季節だけです。今年はぜひ、家族みんなでふきのとうの天ぷらを楽しんでみてください。苦みを取るひと手間が、いつもの食卓を少し特別にしてくれますよ。

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