二風谷アイヌ文化博物館を訪ねての感想!見どころは?

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北海道には難読地名の土地が多いと、テレビ等でもよくに話題に上りますよね。

  • 音威子府(オトイネップ)
  • 留辺蘂(ルベシベ)
  • 知方学(チッポマナイ)

などなど、パッと見ただけでは全く読めない地名がたくさんあります。そういう地名はほぼ全てがアイヌ語の地名に漢字を充てたものなのです。

その地名をアイヌ語で読み解けば、見事にその土地の地形を表していることが分かります。

こんな風に身近にアイヌ民族の文化を感じる事が出来る北海道に住んでいながら、アイヌ文化の深い部分に触れたことが無い事に気付き、私はアイヌ文化の聖地ともいわれている平取町二風谷にあるアイヌ文化博物館を訪ねてみました。

その体験などを皆様と共有したいと思います。

二風谷アイヌ文化博物館

二風谷アイヌ文化博物館ってどんなところ?

博物館のある二風谷には今もアイヌ民族が暮らしています。生活様式こそ我々と変わりませんが、しかし先祖から受け継いだ伝統を今に伝え、独自の文様の彫刻作品などを作り続けている作家さんも多いです。

彫刻だけでなく、生活に使われた様々な道具やチセと呼ばれるアイヌ民族の住居群、アイヌ民族に関わる図書などを収蔵しているのがこの博物館です。

アイヌ文化コレクション

北海道民であってもアイヌ文化と聞いて思い浮かぶのは、観光地のお土産屋さんに置かれている木彫りの熊くらいだったりしますが、ここに入ると驚くほどの生活用具の数々に出会うことが出来ます。

独自のアイヌ文様が刺繍された頭巾や手甲、アトゥシと呼ばれるオヒョウの木の繊維で編み込まれた着物、細やかで美しい彫刻が施されたお盆や皿、まな板、煙草入れ。そして見事な装飾が目を引くマキリと呼ばれる小刀など、すぐ隣にいながら今まで触れる事の無かった世界を感じる事が出来ます。

二風谷アイヌ文化博物館の見どころは?

二風谷アイヌ文化博物館の見どころやその感想などについて語りたいと思います。

アイヌ民族の生活がわかる?

生活道具の数々から、その素晴らしい技術に感動し、更に生活の舞台まで想像する事が出来るのがこの博物館の展示の特徴です。

山に入り山菜や木の実などを採った時にそれを入れて持ち帰るカゴや背負い袋。綺麗な赤い色を使った赤ちゃんの背負い紐を見ていると、お母さんの子を思う愛情が伝わってきます。

祭りや踊りに使われた道具、アイヌの神を祀る儀式に欠かせない宗教的な道具も目を引きます。

中には日本の神事で使う「ぬさ」によく似たものもありますし、しっかりと編み込まれた冠や豪華な首飾りも見る事が出来、写真などでしか触れる事の出来なかった祭事を身近に感じる事も出来ます。

他にも大きな丸木舟や様々な衣装が展示されており、野外には復元された住居が立ち並んでいて、かつてのアイヌ民族の集落の雰囲気を感じる事も出来ます。

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アイヌ文化体験学習

下調べが甘かったせいで私は体験できませんでしたが、二週間前までに予約を入れると、木彫りや刺繍、踊り、ムックリという楽器の演奏など、アイヌ文化を実際に体験する事が出来ます。

基礎コースは30~90分ほどで体験が可能。実際に自分の手で木を彫ったり刺繍をしたりしてアイヌ文化に触れられるこのコースは大変人気があるようで、次回訪れる際には私も是非とも体験したいものです。

踊りやムックリ演奏は5名以上の団体で申し込む必要があり、どのコースも有料となっていますが、お金に代えられない価値があると思います。

博物館へのアクセスは?

札幌からですと、道央自動車道から日高自動車道を経由して日高富川ICを下車し、国道237号を使えば2時間弱で、新千歳空港からだと、国道36号から日高自動車道経由で上記と同じく走れば約1時間でつきます。

苫小牧からは国道36号から日高自動車道経由で約1時間。帯広からですと、国道274号から国道237号経由で約2時間です。JRと路線バスの乗り継ぎや、札幌から直行できる都市間高速バスもあります。詳しくは博物館のホームページでチェックしてみてください。

まとめ

いかかだったでしょうか。日本の先住民族であり、今も北海道で暮らしているアイヌ民族の、近くて遠かった文化を身近に感じる事の出来る二風谷アイヌ文化博物館。体験学習では直接触れる事も可能です。

二風谷には、この博物館の他にも平取町の遺跡から発掘された遺物が展示された「沙流川歴史館」や、二風谷に生まれて、アイヌ文化とアイヌ語の保存に生涯をかけて尽力した萱野茂さんの個人的なコレクションを収蔵展示した「萱野茂二風谷アイヌ資料館」などもあり、博物館と合わせて見学すれば、より深くアイヌ文化を知る事が出来るのではないでしょうか。

是非一度、あなたも身近にあった異文化に触れてみてください。

ニックネーム:hoshiboo

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